GMEスタッフブログ

- 2016/06/20
- がん検診の新たな可能性(大廣)
「尿中の代謝物で健常者・乳がん患者・大腸がん患者が識別できる」
ある企業が、これらを識別する為の基礎技術の開発に成功したというニュースを先日目にしました。
尿でがん検査ができるとしたら・・・
採血する痛みもないし、内視鏡検査のように体にカメラを入れる必要もない。
ただ尿を採取するだけなのだから、受診者にとっては検査を受けやすい。
肉体的苦痛がない分、楽な気持で受けられるのは良いことだと思った。
尿によるがん検査は、自宅で採取し医療機関に送るだけで簡単に検査ができ、受診者の負担が軽減できる可能性を秘めているという。
もし、尿でがんの存在が分かるようになれば、普段仕事が忙しくて病院へ行く時間がとれない人たちにとっては、がん検診の良い手段に成りえるのではないでしょうか。
現在、実用化向けて邁進中とのことですので、近い将来、がん検診が尿で行われる日が来ることに期待しつつ、今後の動向を注視していきたいです。