C型肝炎について感染経路や症状、治療方法から予防などを詳しく解説します。

C型肝炎

C型肝炎とは

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提供元:国立感染研究所

C型肝炎は、C型肝炎ウイルス(HCV)に感染することによって起こる肝臓の病気です。
一般に、C型肝炎ウイルスに感染すると2週間から6ヵ月を経て、急性の肝障害を起こします。しかし、自覚症状の多くは「体が少しだるい、食欲がない」という程度で、黄疸も出にくいため、気づかない人も多いのが特徴です。
感染を放置していると、慢性肝炎から肝硬変・肝がんへと進行していく危険性があります。

感染経路

C型肝炎ウイルス(HCV)は、主としてC型肝炎ウイルスに感染している人の血液が直接体内に入ることによって感染します。ただし、現在の日本では、新規のHCV感染者の発生は少ないといえます。

主な感染経路

注射針・注射器
注射針・注射器をC型肝炎ウイルスに感染している人と共用した場合
接触・針刺し事故
C型肝炎ウイルス陽性の血液との接触や、針刺し事故を起こした場合
(特に、医療従事者は注意が必要です)
輸血・臓器移植
C型肝炎ウイルスが含まれている血液の輸血、臓器移植等を行った場合
性的感染
C型肝炎ウイルスに感染している人と性交渉をもった場合
母子感染
C型肝炎ウイルスに感染している母親からの感染
適切な消毒が無い器具
C型肝炎ウイルスに感染している人が使用した器具を、適切な消毒などを行わずにそのまま用いて入れ墨やピアスの穴あけなどをした場合

症状と経過

C型肝炎ウイルスに感染すると、およそ70%前後の人がHCVキャリアとなります。(キャリア:ウイルスを体内に保有している人)
そのまま放置してしまうと、本人が気づかないうちに慢性肝炎、肝硬変、肝がんへと進行する場合がありますので注意が必要です。

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潜伏期間
  • ・軽度(体がだるい・食欲がないという程度)
       又は、症状がない。
  • ・黄疸も出にくい。
症状
  • ・ほとんど症状がない。

検査について

検査を受けられる機関
  • ● 病院・医療機関(内科・性病科)
  • ● 保健所(地域により異なる)

C型肝炎検査は、全国の保健所などでも受けることはできますが、時間や曜日が決まっていたり、
予約が必要な場合があります。こちらのサイトをご参照ください。 肝炎ウイルス検査マップ

検査・診断の流れ

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検査法 検査を受けるタイミング 検査説明 検査法
HCV 抗体検査 感染機会から、3~6ヶ月以上 HCVに感染した際に産生される抗体を検査する方法。
(抗体とは、細菌やウイルスに感染した際に、免疫反応により作られるタンパク質のこと)
PA法(粒子凝集反応法)
●CLEIA法(化学発光酵素免疫測定法)
●EIA法(酵素免疫測定法)
●イムノクロマト法など
核酸増幅検査(NAT) 感染機会から14 日以上 HCVの遺伝子(RNA)の一部を増幅させて検出する検査法で、検体(血清)中の微量のHCVを検出できる。この方法は感度、定量性ともに優れている。 ●リアルタイムPCR法(核酸増幅法)
HCV
コア抗原検査
HCV粒子を構成するコア粒子のタンパクを直接検査する方法で、検体(血清)中のHCVの有無や量を知るために用いられる。 EIA法(酵素免疫測定法)
●CLIA法(化学発光免疫測定法)
CLEIA法(化学発光酵素免疫測定法)など

※GMEでは、PA法(粒子凝集反応法)で検査しています。

予防

他人の血液に触れない 具体的には、以下のようなことに気をつけましょう。
  • 歯ブラシ、カミソリなど血液が付いている可能性のあるものを共用しない。
  • 他の人の血液に触るときは、ゴム手袋を着ける。
  • 注射器や注射針を共用して、薬物(覚せい剤、麻薬等)の注射をしない。
  • 入れ墨やピアスをする時は、消毒済みの器具を使用する。
  • 性交渉にはコンドームを使用する。

治療法

C型肝炎の治療には、抗ウイルス療法と肝庇護療法があります。
まず、抗ウイルス療法により、HCVを駆除して完全治癒を図りますが、総合的に判断して、抗ウイルス療法の適応がないと考えられる場合や、抗ウイルス療法を行っても効果がなかった場合には肝庇護療法を行います。

  • ● 抗ウイルス療法

(インターフェロン療法、インターフェロンとリバビリンの併用による治療など)
インターフェロン療法とは、抗ウイルス作用や免疫増強作用、抗腫瘍作用などがあるインターフェロンで、HCVの排除を目的とした治療法。

  • ● 肝庇護療法

(強力ネオミノファーゲンシーの静注やウルソデオキシコール酸の内服など)
免疫力の増強や抗炎症作用の薬剤を用いて肝機能を改善することを目的とした治療法。

C型肝炎に関して多くいただくQ&A

C型肝炎ウイルスは、公共の場でも感染することはありますか。

通常、公共の場でC型肝炎ウイルス(HCV)の感染が起こる可能性は低いとされています。

感染が起こりうるとすれば、それは感染者の血液に直接触れたような場合です。

以下のようなことに注意すれば、感染の恐れはほとんどないと思われます。

・血液や分泌液の付着したものはむき出しにならないように、しっかり包んで捨てるか、流水でよく洗い流す
・外傷、鼻血、月経血などはできるだけ自分で手当てする
・歯ブラシやカミソリなどの日用品は専用にし、他人と共用しない
・乳幼児に口移しで食べ物を与えない
トイレを使用した後は、流水で手を洗う

C型肝炎ウイルスに感染しても、インターフェロン療法を行えば大丈夫なのですか。
インターフェロンの効果は、感染しているC型肝炎ウイルスの遺伝子型とウイルス量によって決まります。

最近では、抗ウイルス薬のリバビリンとペグインターフェロンの併用で、インターフェロンが効きにくく、C型肝炎ウイルスの排除が困難な場合においても、治療効果を上げています。
性行為では、C型肝炎ウイルスはどのくらいで感染しやすいのですか。
性行為でのC型肝炎ウイルスの感染率は、低いとされています。

コンドームの使用で、性行為におけるC型肝炎ウイルスの感染を効果的に予防することができます。
C型肝炎になると必ず肝硬変や肝がんになりますか。
C型肝炎ウイルスに感染すると、キャリア化(持続感染)した後、慢性肝炎となるケースが多く、さらにそのうち一部の方が、肝硬変や肝がんに進行します。

適切な時期に、適切な治療を行うことにより、病気の進行を止めたり、遅らせたりすることができます。
C型肝炎が治癒した後、しばらくHCV抗体検査で陽性(+)反応が続くといいますが、本当ですか。
C型肝炎ウイルスに感染した後、自然治癒した方や、インターフェロン治療によって治癒した方は、その直後では、血液中のHCV抗体がいまだ高い状態にあり、年単位の時間の経過とともに、血液中のHCV抗体の量は低下していきます。

従って、しばらくHCV抗体陽性の反応が見られます。
その他の質問はこちら

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