GMEスタッフブログ

- 2015/05/11
- コーヒーや緑茶は長寿のもと? (若林)
みなさんもこの話題はすでにニュース等でお聞きになったかもしれませんが、先週、国立がん研究センターの研究チームが、コーヒーや緑茶を日常的によく飲んでいる人は、そうでない人に比べて病気などで死亡するリスクが低いという調査結果をまとめました。
この調査は、全国の40~69歳の男女、約9万人に対して、コーヒーや緑茶を1日どれくらい飲むかを質問し、その経過を約19年間追ったものだそうです。
結果として、コーヒーに含まれるポリフェノール、緑茶に含まれるカテキンが血圧を下げ、コーヒーと緑茶の両方に含まれるカフェインが血管や呼吸器の働きを改善する可能性があるといいます。
個人的に、自分はコーヒーや緑茶はあまり飲まなくて、そもそもカフェインはなるべく摂らない方が良いというイメージがあったので、この国立がん研究センターの報告は意外でした。たしかに、カフェインには眠気や疲労感を取り除いて集中力を高めたり、頭痛を緩和させたりする作用が期待できる一方、摂取の仕方や状況によっては、心拍数を上昇させたり、胃痛、吐き気、嘔吐、下痢などを引き起こすことがあります。
したがって、カフェインが入った飲み物を飲む場合は、頻繁に大量に摂取するのではなく、適量にしておくことが上手な飲み方と言えるでしょう。
毎日の習慣は良くも悪くも継続して行うと大きな影響や効果をもたらすと言えますね。(若林)