GMEスタッフブログ

- 2015/04/20
- 良薬は口に甘し (田村)
先日読んだ本に漢方では「良薬は口に甘し」である、と書かれていました。
風邪を引いた人に葛根湯を服用してもらうと「うまい」というけれど、風邪が治った後に服用すると「まずい」となるらしいです。
ある患者さんに数種類の漢方薬のうちどれを処方すればよいか迷ったときは、実際に患者さんになめてもらって「うまい」または「甘い」と感じたものが一番効くとのこと。
人間の身体は、「いまの自分の体にとって必要な栄養素や薬効成分」に対しては「うまい」と本能的に感じ取ることができるそうです。
ちなみに、一杯飲んだ後のラーメンやスイーツが美味いのは、脳が勘違いしているだけなのでご注意を。