GMEスタッフブログ

- 2016/12/01
- 風邪に気をつけましょう (若林)
だいぶ寒くなって体調を崩しやすい季節になりました。
一般によく“風邪をひいた”と表現する“風邪”は『普通感冒』のことで、上気道や鼻粘膜の急性炎症を起こすものをいいます。そもそも普通感冒は『かぜ症候群』の一病型であり、ライノウイルスやアデノウイルス、コロナウイルスなどのウイルス感染によって引き起こされます。そしてかぜ症候群にはインフルエンザなども含まれます。
誰にとっても風邪はいやなものですが、それらに感染しないようにするには、十分な睡眠と栄養が何より大切です。そして過労を避けること。さらに室内の加温や加湿も有効といえます。それから手洗い・うがいをよく行いましょう。インフルエンザウイルスには予防接種も有効です。風邪をひいたと思ったら少し様子を見て、症状がひどくなるようであれば早めに医療機関へ行くとよいと思います。多くの場合、薬を処方されますので、飲んで安静を心がけましょう。病院へ行かずに市販のかぜ薬を服用することも悪くないと思いますが、市販の薬をたくさん購入すると病院へ行くより出費が多くなることもありますので、注意が必要です。また、今の季節であれば、普通感冒とインフルエンザの鑑別のためにも症状がひどいようであれば医療機関で医師の診察を受けることが有効といえます。(若林)