のど淋菌感染症について(GME医学検査研究所)

感染経路	性行為（オーラルセックス）
症　状	・のどの腫れ・のどの痛み・のどの発赤・発熱（微熱）など ※症状は出ないことが多いです。
放置してまうと…	放置していると、オーラルセックスにより、パートナーへ感染させてしまう危険性があります。
検査時に採取する物	うがい液　又は　咽頭擦過物
検査方法	遺伝子検査法で行うことが多いです。当社は、うがい液中の淋菌遺伝子を増幅させて検出する検査法(リアルタイムPCR法)を採用しています。ごく僅かな菌量でも存在していれば、検出が可能です。
予防法	オーラルセックスでもコンドームを正しく使用してください。パートナーが淋菌に感染していたら、自覚症状がなくても検査し、ピンポン感染しないようにしましょう。 ※ピンポン感染とは…お互いに移したり移されたりすること

▽　のど淋菌検査が陽性(+)の方へ　▽

ご注意事項

・淋菌は、薬剤耐性菌が増え治療薬が限られており、また性器に感染したものと比べて治りにくく治療に時間がかかる場合がありますので、必ず医療機関を受診してください。
（イソジンなどでうがいをしても治療にはなりません）
・医師の指示に従い、最後まで治療を行い、必ず治癒確認の検査を行ってください。

診療科	・性病科　　・泌尿器科　　・婦人科　　・耳鼻咽喉科 ※上記診療科目がある医療機関の場合でも、のど淋菌の診療を行っているか受診前に確認してください。
治療法	・注射（単回～複数回投与）　【主に処方される抗菌剤】　セフトリアキソン・経口摂取　【主に処方される抗菌剤】　セフィキシム・アジスロマイシン・ミノサイクリン　など
副作用	下痢、胃痛、腹痛、吐き気や嘔吐などの胃腸症状が現れることがあります。また、皮膚の痒みや発疹などの症状が現れることもあります。
治療期間	１～７日間の注射・点滴・服用で治ります。 ※抗菌剤の種類によって、服用期間は異なります。
治療中の注意	経口薬で治療する場合、症状が改善されても、自己判断で服用を中止せず、必ず最後まで服用してください。治癒が確認されるまでは、性交渉はしないでください。
治癒確認の時期	治療後２～３週間後

　のど淋菌感染症について詳しくお知りになりたい場合には、当社のHPをご参照ください。