感染経路 経口感染
(小児期までに感染し、成人への初感染はまれ)
症 状 ピロリ菌に感染しているだけでは、特に症状はありません。
感染が続くと徐々に炎症(慢性胃炎)を起こし、やがて潰瘍、胃がんなどを起こしやすい状態がつくられます。(胃もたれ、胸やけ、吐き気、食欲不振、空腹時の痛み、食後の腹痛)
検査方法
  • ・①迅速ウレアーゼ試験
  • ・②鏡検法
  • ・③培養法
     ①~③は内視鏡を使う
  • ・④抗体測定(血清、尿)
  • ・⑤尿素呼気試験
  • ・⑥糞便中抗原測定
     ④~⑥は内視鏡を使わない
※当社では⑥を行っています。
放置してまうと… ピロリ菌は胃炎の原因となり、ピロリ菌の保菌者は胃潰瘍や胃がんになりやすくなります。
予防法
  • ・ピロリ菌の再感染および胃がんを防ぐためにも定期検診を受けましょう。
  • ・子どもへの食べ物の口移しは注意しましょう。

 

▽ 胃がん予防検査が陽性(+)の方へ ▽
ご注意事項
  • ・胃潰瘍や十二指腸潰瘍の90%以上で、ピロリ菌が陽性を示しているとされ、胃がんの発症にも大きく関与していることから、ピロリ菌の除菌をおすすめします。
    しかし、胃がんの発症には、喫煙、飲酒、塩分の摂り過ぎなど他の危険因子もありますので、医療機関を受診し、胃の状態などからピロリ菌の除菌が必要かどうか専門医に相談してください。
  • ・内視鏡検査において「胃炎」の確定診断がなされた方は、ピロリ菌の除菌が保険適用となります。

 

診療科 内科 ・ 胃腸科 ・ 消化器科内科
治療法 「アモキシシリン」「クラリスロマイシン」の2種類の抗生物質と胃酸を抑える薬剤を1日2回7日間服用する。
   ↓
4週間以上あとに除菌できたか検査(約8割成功)
※1回目で除菌ができなかった場合には、2次除菌
副作用 下痢、軟便、味覚異常、AST(GOT)、ALT(GPT)の変動(肝機能の検査値が上がる)
※除菌後、5~10%に逆流性食道炎が発症することがありますが、一時的、軽微な場合が多いので、そのような症状が出た時には早めに担当医に相談してください。
治療中の注意
  • ・確実にピロリ菌を除菌するために、薬は必ず指示された通りに服用してください
  • ・自己判断で薬を減らしたり、服用を中止しないでください
  • ・気になる症状を感じたら、主治医に相談してください

 

 

  胃がんについて詳しくお知りになりたい場合には、当社のHPをご参照ください。