新型コロナウイルスPCR検査について…

本検査は新型コロナウイルスの病原体(ウイルス)を検出する検査です。本検査で陽性だった場合、『現在、新型コロナウイルスに感染している可能性』があります。
本検査は医師・医療機関による確定診断ではございませんので、結果が陽性だった場合にはお住まいの地域の保健所（帰国者・接触者相談センターまたは新型コロナウイルス受診相談センター）に本検査結果の内容をお伝えいただき、ご相談ください。
また、本検査の目的は広く一般にPCR検査を開放し、受検者数を増やすことでSARS-CoV-2（COVID-19）感染によるクラスター拡大を少しでも早く検出し、その現状を可視化することにあります。

新型コロナウイルス抗体検査について…

本検査は新型コロナウイルスの抗体を検出する検査です。本検査で陽性だった場合、新型コロナウイルス (SARS-CoV-2) の抗体 (IgMまたはIgG )が検出されたことを示し、『過去に新型コロナウイルスに感染したことがある』ことを意味します。それゆえ、抗体検査は既感染の確認には有用であると考えられており、抗体検査を行うことによって、地区や施設の疫学を把握することが可能であるとされています。

一方、新型コロナウイルスの抗体については、一般的なウイルス抗体との差異が報告されているほか、依然として未確定要素もあることから、現在のところ本検査で陽性である(抗体を持っている)ことが新型コロナウイルスに再感染しないことの証明にはならないことをご理解ください。

また、下記の注意点も併せてご理解いただきまして本検査サービスをご利用ください。

• 本検査は現在の感染を確定するための確定検査(PCR検査)ではありません。
• 現在、新型コロナウイルス感染を疑う症状(発熱・咳・息切れ・倦怠感・味覚障害等)が出ている場合には、本検査サービスを利用することができません。
• 新型コロナウイルスを疑う症状(発熱・咳・息切れ・倦怠感・味覚障害等)が出てから2週間以内は本検査サービスを利用することができません。
• 2週間以内に新型コロナウイルス感染者との接触または感染が疑われる者との接触があった方は本検査サービスを利用することができません。
• 本検査の意義、および注意事項に関してご理解いただけない方は本検査サービスを利用することができません。

郵送検査について…

郵送検査には便利な点が多くあります。例えば、検査のために病院に行く必要がなく、ご自身の任意のタイミングで受けることが可能です。
そのような長所もある一方で、検体を自己採取していただく必要があるため、例えば、検体に不備がある場合などは再度検体をご提出いただく場合もございます。そのような短所も十分ご理解いただいたうえで、検査のお申込みをお願い申し上げます。