保健所で受けた検査で、クラミジアIgG(+)、クラミジアIgA(-)といわれましたが、感染しているということですか。
クラミジアに感染すると、数種類のクラミジアに対する抗体が作られますが、検査ではIgA抗体とIgG抗体が測定されます。一般的に感染してすぐの状態では両者は陰性で、まもなくIgA抗体が陽性(+)化し、ついでIgG抗体が陽性(+)となります。
治療を行い治癒すると、比較的早くIgA抗体が陰性(-)化し、次にIgG抗体が長い時間をかけて陰性(-)化していきます。
したがって、クラミジアIgG(+)、クラミジアIgA(-)の組み合わせでわかることは、過去の感染を意味しており、今現在は高い確率で陰性であるということができます。